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2005年12月 4日 (日)

四顛倒の妄念と四念処:ゆる~いまとめ(2の1)

お釈迦様が実際のところどう説かれたかは別として、アビダルマまでくれば修行の階梯というのは相当システマチックに組み上げられているわけです。というよりも、お釈迦様が対機説法で時間もレベルもばらばらに説かれた教えの内容を分析してシステマチックに組み上げた人工の体系がアビダルマですよね。

止観その他も、そのシステムの一つの段階であり、手法としてあるわけで、当然、何をどのように修行することによって、どういう結果がある、ということは予めそこに説かれているです。その修行の段階は大まかに言って5つ。資糧道、加行道、見道、修道、無学道があります。

止観は主に資糧道・加行道の段階に関わります。まず、資糧道では、まず五停心観と言われる、心を落ち着ける瞑想を行います。これが止(シャマタ)と言われる瞑想です。続いて、身・受・心・法という四つの対象について、それぞれを浄・楽・常・我とみている凡夫の素朴な見方の誤りを吟味していきます。これを四念処観と言いますが、このように、知的に対象を分析していくような瞑想を観(ヴィパシュヤナー)といい、四念処はその初めのものにして、主要な観法であるといえます。


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