« 輪廻を数学っぽく考えてみる(3) | トップページ | 苦行と座禅 »

2005年11月15日 (火)

おそうしき

先祖の霊・・・。う~ん、祖霊信仰というのは仏教の教義からでてくるものではなくて、バラモン教、あるいはインド古来の風習に由来するものだと思うんです。たとえばマハーバーラタなどには祖霊に供え物をしなかったために祟られるみたいな話はよくでてきます。

そういう点から言えば、法事などは本来的には仏教的ではない、といえるのですが、例えば四十九日法要などは、かならずしも主流ではないものの一応幾つかの経典や論書に説かれている「中有」(中陰)の説にもとづいているものなので、まったくのでまかせということでもありません。なんというか、仏教教義の徒花というべきものかもしれませんね(笑)

ちなみに、この中有というのはチベット語でバルドゥといいます。ポワという言葉が出てくることで、オウムが騒がれたころ一時期有名になった「チベット死者の書」という本がありますが、この本は本名をバルドゥ・トェ・ドゥルと言って、直訳すると「中有における聴聞による解脱」、という感じになるのですが、ここに説かれるのは、死後七日ごとに死者の為にお経をあげ供養することで、死者の良い生まれ変わりを助けるというものです。日本でも法要は七の倍数に日に行われますから、その点は目的も内容も共通していますね。(この本も必ずしも主流のものではありません)


« 輪廻を数学っぽく考えてみる(3) | トップページ | 苦行と座禅 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/75967/7050966

この記事へのトラックバック一覧です: おそうしき:

« 輪廻を数学っぽく考えてみる(3) | トップページ | 苦行と座禅 »